清水キッズ事務局

土曜日、職場へ出勤して日報を確認。そこには目を疑う記述があった。

中学生が職場体験に来ていたある昼休み、私がソフトテニスを子供達に教えてることを、同じく休憩中だった｢おじさん社員｣に何気なく話したことがありました。
そのおじさんは｢なんでこんな世の中になっちゃったんだろうなぁ…、情けない奴が多過ぎる｣｢最近の若者は…｣と決まり文句のようにこぼしてみたり、そうかと思えば体験の中学生がサッカー部だと聞くと｢勉強はどっちでも良いから、サッカー頑張ってプロになれ!｣なんてひょうきんなことを言ったり、とにかく元気が良くて、気さくな方でした。それから会えば｢元気か？この暑いのにテニスやってるのか？気をつけろよ｣っていつも話しかけてくれて、応援してもらえてることが伝わってきて、すごくうれしかったのを覚えています。

そのおじさんが亡くなったと書いてあったんです。
｢嘘でしょ…あんな元気な人がどうして…｣

今でもまだ信じられません。

原因は運転中におきた心臓発作からの事故だったそうです。

もっと顔を見て話ししたかった。最後にお会いしたのは先週火曜日のでした。

おじさん｢元気か？テニスは一人で教えてるのか？｣
私｢いえ、手伝いに1人2人来てくれてます｣
おじさん｢子供達は何人いるの？｣
私｢18人います｣
おじさん｢頑張れよ｣

それが最後の会話になりました。その時の光景が、おじさんの後ろ姿が目に浮かびます。

きっと空から見守っていてくれてる様な気がしてます。

また私が出勤する時間には、搬入口でタバコふかして、いつも通りに居るんじゃないかって、まだ信じられないです。
葬儀に行けなくて、顔見てないから余計に…信じたくないです。